株式会社久保本家酒造

酒蔵探訪：久保本家酒造

古都の歴史と風土が息づく酒蔵

久保本家酒造は、万葉集にも詠まれた自然豊かな大宇陀に位置し、その地で300年以上にわたり酒造りを続けています。 かつて城下町、宿場町として栄えたこの地で、初代久保勘兵衛が元禄時代に酒造りを始めたのが始まりです。

伝統と革新が織りなす酒

久保本家酒造では、米の旨味を最大限に引き出す「完全発酵」を追求しています。 杜氏の言葉にあるように、すべての工程で微生物に厳しい環境を与え、鍛え上げることによって、奥深い味わいを実現しています。 また、日本酒造りの原点とも言える「生酛造り」にも力を入れ、基本に忠実な酒造りを行っています。 代表銘柄である「生酛のどぶ」は、食中酒として料理との相性を楽しめるお酒です。

時が育む熟成酒

久保本家酒造では、10年以上熟成させた長期熟成酒も提供しています。 長期熟成によって生まれる複雑な香りと深みのある味わいが特徴です。 カラスミやブルーチーズなど、珍味との相性も抜群です。